九星気学占い師になるために
九星気学占い師になるために習得する九星気学は、方位学とも呼ばれ、生年月日をもとに鑑定を行う中国を発祥とする占いです。
今から約4000年前に生まれたと伝えられ、陰陽五行の思想に基づいています。
九つに分かれた九星と呼ばれる星から、人の性格、性質、その時の吉凶を判断します。
九星について
まず、自然界をめぐる「気」を九種類に分け、そこに七つの色(白・黒・碧・緑・黄・赤・紫)と、五行(木・火・土・金・水)を組み合わせ、星に直した呼び方です。
【九星早見表】
九星気学では、まず本命星と言う星を算出しますが、それは九星早見表で見ることが出来ます。
カンタンにご説明すると、以下のようになります。
- 一白水星(いっぱくすいせい)
- 二黒土星(じこくどせい)
- 三碧木星(さんぺきもくせい)
- 四緑木星(しろくもくせい)
- 五黄土星(ごおうどせい)
- 六白水星(ろっぱくすいせい)
- 七赤金星(しちせききんせい)
- 八白土星(はっぱくどせい)
- 九紫火星(きゅうしかせい)
九星気学は、この本命星を中心に様々な占いを発展させていくものです。
九星気学占い師になるために 九星気学とは?
九星気学の初歩について少しご説明します。
九星気学では、人が生まれた瞬間の気(エネルギー)の種類を知ることで、運勢が読めるとされています。
中でも有名なのが、「吉方位取り」・「祐気取り」と呼ばれる、良い「気」の方向へ旅行や引っ越しを行うというものです。
まずは、生年月日から自分の生まれた「気」を知り、その気ともっとも相性が良い「気」が存在する方位へ向かいます。
すると、「自分の気」と「良い方向の気」が作用し、運気が大きくアップするわけです。
九星気学占い師になるために 本命星 方位
九星気学占い師になるためには九つの星を読むことから始まります。
九星気学でいう、九つの星は、毎年、毎月、いや・・・毎日毎日、その位置を変えて行っています。
その位置を示すのが、中心と八つの方向で成り立つ方位盤(ほういばん)と呼ばれる八角形の盤です。
まず、ある星が、「中官」と呼ばれる中心に当たる部分に位置します。
そこを中心に、まわりの八つの方位が取り巻いているような状態になります。
この「方位盤」の中の星配置と、自分の本命星との関係をもとに、吉方位が決まって来くわけです。
ちなみに、良い方位があれば、悪い方位もあるもので、悪い方位のことを凶方位と呼びます。
九星気学占い師になるために必要な道具
九星気学占い師になるために必要な道具についてご説明します。
干支暦
現在の「生年月日」は、西洋的な数字で表されています。
しかし、九星気学は、一般的な数字を干支という独特の記号のようなものに変換する必要があります。
- 十干(じっかん)・・・・・・甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
- 十二支(じゅうにし)・・・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
この辺りは、算命学や四柱推命などの他の東洋占星術と同じですね。
九星早見表
先ほども触れましたが、九星早見表によって、九星をすばやく見つけ出すことが出来ます。
方位盤
あった方が良いですが、必ずしも必要なわけではありません。
方位は、インターネットでも詳しく知ることが出来ます。
九星気学占い師を目指したい方は、まずインターネットで自分の吉方位を調べ、吉方位旅行に出かけて開運効果を確かめるのもおもしろいでしょう。