占い師に素質は必要なの?
占い師になるには素質が必要なのでしょうか?
もしも必要なら、どんな素質があれば良いのでしょうか?
多くの方は、占い師になるためには霊感や第六感のような特殊な才能が必要だと思っていることが多いようです。
まあ、みなさんがイメージされるプロの占い師と言えば、それらしいコスチュームを身にまとったり特殊な道具を使っている場合が多いですからね。
占い師になるための素質として、それなりの特殊能力が備わっている必要があると思われるのでしょう(笑)
その上、占い師の中には霊視能力を持った「霊感占い」などをあやつる方もいらっしゃいます。
「霊感」「霊視」なんて言われてしまったら、特殊能力がない人から見れば、占い師にになるには、相当な謎が待ち受けていると思われることでしょう。
ただ、結論から言うと、そういう占いによる鑑定方法は極々わずかと考えていただいて大丈夫です。
なぜなら、ほとんどの場合、占い師になるにはそんな素質や能力は必要ないからです。
実は、世間で活躍する占い師には、いわゆる「ふつうの人」が多いのです。
- ふつうの人が
- ふつうに占術を学んで
- ふつうに鑑定の経験を積む
この3つがあれば、プロの占い師としてやっていくことはじゅうぶん可能なのです。
ただ、そうは言っても職業だから向き不向きってあるんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。
では、占い師の向き不向きについて詳しく見ていきましょう。
占い師に向き不向きはあるのか?その分かれ道はこれだ!
「占い師になるにはどんな素質が必要ですか?向き不向きはありますか?」
そして「占い師という道で成功するための素質をあえて一つだけ挙げてください」と言われたら、私は迷わずこう答えます。
「占いを人様のお役に立てて人生を良くしていただきたい」と本気で思っている人。
正直なところ、占い師になる素質と言えばこれに尽きるというか、これさえあれば十分だと思います。
だから、みなさんが思っているような能力としての向き不向きはあまりないと思って大丈夫です。
まあ、当たり前と言えば当たり前かも知れませんが、実はこの思いがあまりにもない占い師志望者が多いような気がするのです。
たとえば、自分の占いを的中させることにばかり一生懸命で、本当に目の前の依頼者の気持ちを考えていない人。
自分が収入を得たいからと、占いという「武器」を利用して依頼者を執拗に脅したり煽ったりして、思い通りにコントロールしようとする人。
人の弱みにつけこんで、大したことも出来ないのに高額な鑑定料だけを要求する人。
それ以外にも、本来あるべき占いの役割を逸脱している人も少なからずいらっしゃるのです。
向き不向きで言えば、私はこういう人達こそ占い師に向かない人達だと思います。
本来の占い師の役割とは「人の人生を良くするための手助けをする」ということです。
たとえ、どんなに素晴らしい素質や能力を持った占い師でも、一番肝心なこの部分が抜け落ちてしまっては、存在の意味がないと言っても過言ではありません。
占い師になるには、「人のお役に立ちたい」というシンプルな想いを持っていることも、ある意味では素質の一つなのです。
次に、「特に占い師に向いている」と思われる人について見ていきましょう。
占い師に向いている人って?向いていると言われた人も読んでね!
占い師に特に向いている人って、どんな人だと思いますか?
まず第一条件としては、占いが大好きであるということですね。
なんだか好きというレベルではなくて、大好き!と言える人という意味です。
まあ、当たり前と言えば当たり前ですよね。
例えば、好きでもない占いを「儲かるかも?」なんて思っただけで占い師になる人は、向いているどころか占い師の風上にも置けません。
占いが好きで好きでたまらなくて、人を占ってあげたいと強く思っている人は性格的に向いています。
あと、人と話すことが好きな人も占い師には向いていますね。
もちろん、今の時代はネット上でのやり取りだけで完結するメール鑑定やチャット占いなんかもありますよ。
だから人と会わずに占うという方法もないわけではありません。
しかし、人と話すのが好きな人は対面や電話などで直接話している時にこそ、やりがいや生きがいを感じると思います。
占いによってやりがいや生きがいを感じるとしたら、その人はマチガイなく占い師に向いていると言えるでしょう。
実際、ほとんどの占い師さんは、最初は友達に対面しながら占っていて、それが高じてプロの道へ進んだというパターンが多いですからね。
あと、占ってあげた友達から「占い師に向いている」と言われたことのある人も、その可能性は高いです。
なぜなら、その友達は、あなたの占いによって助けられたからそう言ってくれているケースが多いからです。
占いが好きというだけでなく、すでに占いを人様の役に立てることが出来ているあなたは、それだけでじゅうぶん占い師に向いていると言えるでしょう。
あとは、プロとしての経験を一つずつ積み上げていくだけという感じですね。
占い師にどうやってなる?得意か不得意かで選ぶことも重要
占い師にどうやってなるのかを一生懸命に考えている方もいらっしゃることでしょう。
多くの方は、占い師になるためにいろいろな占いを学ぶことになると思いますが、やはり占いの種類やタイプによっては「得意・不得意」があると言えます。
たとえば、タロット占い師になるには、驚くほどの第六感やセンスが働いて素質十分な人が、複雑な計算が必要な「星占い系」の場合、力が発揮できないということがあります。
逆に、算命学占い師になるには、すばらしい計算力と勘が働いて才能を発揮する人が、タロットの絵柄からのインスピレーションがまったく湧かないということもあるのです。
もちろん、占い師になるには、その両方とも必要だというベテラン占い師さんもいらっしゃいます。
しかし、真の意味での「得意・不得意」に関しては、やはりある程度のタイプが存在すると考えた方が良いでしょう。
ですから、たとえある種類の占いが不得意だったとしても、そんなに心配する必要はありません。
良い占い師になるためには、自分が感覚的にピンと来た占いからスタートされることが、一番の早道です。
まずは、自分のタイプを知るためにも、いろいろな占いを勉強してみましょう!