手相占い師になるために
手相占い師になるために読む手相とは、言わずと知れた手の相を見て占うという方法です。
「手の相」という言葉を、もう少し分かりやすくご説明します。
手の平に現れている線(掌線と言います)や、指の付け根の盛り上がった丘(きゅう)の状態のことを指します。
手相では、人の運勢はもちろんのこと、持って生まれた才能、健康状態なども占うことが出来ます。
手相による占いを行うのに特殊な霊感や第六感は必要とされません。
パッと見て、パッと占うようなイメージが持たれがちですが、実際にはキチンとした手相鑑定を行うには、1時間以上の時間は必要となります。
手相占い師になるために 掌線と丘
手相占い師は、主に、掌線(しょうせん)と丘(きゅう)の状態を見ながら占っていきます。
掌線(しょうせん)
生命線、知能線、感情線、運命線、太陽線、健康線、結婚線、などなど・・・
この他にもたくさんの手の平の線が存在し、それぞれに意味があります。
例えば、生命線には、主に体力や生命力を現れていると言われています。
線の長さはもちろん、その濃さ、薄さなどによって、人の生命力の強弱を占うことができます。
ちなみに、良く言われる「生命線が短いから短命」という言い方は必ずしも正しいわけではありません。
丘(きゅう)
木星丘、土星丘、太陽丘、水星丘、金星丘、月丘、火星丘(第一火星丘、第二火星丘、火星平原)、冥王星丘、があります。
では、木星丘(もくせいきゅう)を例にして見ましょう。
木星丘は、人差し指の付け根の辺りの丘を指します。
木星丘が持つ意味は、向上心・独立心・野心・根性です。
木星丘が、ふっくらと盛り上がっている人は、どんな時にも夢を描きつづけられる、粘り強い頑張り屋さんと言えます。
ちなみに、丘に縦線が入っている場合には、意味合いが強調されます。
この他の丘(きゅう)にも、それぞれ意味があり、大きな盛り上がりを見せているほど、その丘が指し示す才能や性格に恵まれていると占えます。
手相占い師になるために 星占い
手相占い師になるために、手相のほかに星占いを学ぶことをご存知でしょうか?
前述した「丘(きゅう)」の名前を見て、気づかれた方も多いと思います。
そう、すべての丘(きゅう)の名前には、星の名前がついているのです。
なぜでしょう?
それは、手相という占いは、星占いと考え方がつながっているからです。
広い広い宇宙の中において星たちは、生まれては消滅し、また生まれては消滅する・・・ということを繰り返しています。
そんな中、私たち人間も宇宙の一部であり、宇宙からの影響を常に受けていると言う考え方です。
そんな宇宙からの影響が人の細胞、つまり手相を通して現れているというのが、手相学の根本的な考え方となります。
そのためか、星占いと手相を同時にあやつる占い師の方は、実にたくさんいらっしゃいます。
宇宙と人間がつながっていることを暗示しているかのようですね。
手相占い師になる勉強をこれから始める方、もしくはすでに始められた方は、合わせて占星術も学んでいくと良いでしょう!
手相占い師になるために必要な道具
手相占い師になるためには、基本的に道具は必要ありません。
ただ、無くても大丈夫だけど、あったらより良いものはあります。
それが、虫眼鏡です。
ふつうの占い鑑定ではあまり必要ありませんが、薄い手相や、細かい手相を見る時には使うと良いです。
しっかりと目を見開いて、ご相談者の方の人生を好転させられるような手相占い師を目指してくださいね!