手相占いを行う際のポイントや注意点について
手相占いは、生年月日、生まれた時間、場所などの細かな情報は一切必要としません。
手相占う際に必要なのは、「手の形態」や「手のひら」にある丘(きゅう)や線だけです。
つまり、四柱推命のような「命式」や、西洋占星術のような「天体配置図」などが、まったく必要ないわけですね。
ただし、手相を的中させる上で重要となるポイントはいくつかありますので、ご説明していきます。
手相を見る際のポイント 右手・左手の手相の役割を理解する
手相を見るポイントですが、まず左右どちらが「利き手」なのかを知る必要があります。
さらに、左右それぞれの手に、どのような意味があるのかを知っておくと良いでしょう。
それでは「右利きの方」の手相を見る場合を例にしてみましょう。
この場合、利き手でない「左手」には先天的な事柄が現れ、利き手の「右手」には、後天的な事柄が現れています。
また、「左手」には、恋愛や結婚・妊娠に関する事柄が現れ、「右手」には職業に関する事柄が現れる傾向にあります。
つまり、「左手」にはプライベートに関する事柄が現れ、「右手」には社会的な事柄に関するものが現れるということなのです。
さらに、恋愛においては「左手」には自分に好意を抱いている方の気持ちが現れ、「右手」には、ご自身が好意を抱いている人のことが現れます。
仕事面では、「左手」には、の人が持っている本来の価値や隠れた才能が現れ、「右手」には現在の価値や現在の能力が現れると言われています。
上記のような部分も考慮して手相を行うようにすると良いでしょう。
もちろん、これは「左利き」の場合、正反対になりますので注意してくださいね。
手相を見る際のポイント 凶相
手相には、凶相と呼ばれるものが存在します。
その代表とも言えるのが、「死相」でしょう。
たとえば、生命線が極端に細くなっていたり、その場所を横切るような「妨害線」が現れていたり、運命線が妨害線によって遮断されていたりする場合は、注意が必要かも知れません。
ここで1点注意しなければならないポイントがあります。
「生命線」や「運命線」などの人生に関わる線に対して、「強い妨害線」が現れたり、線そのものが切れていたりする場合、その人物に大きな災いが迫っている危険性があります。
そういった場合は、月丘に現れる「水難の相」や、頭脳線の切れ、「災難線」の有無等を見ます。
これらのいずれかに異常がある場合は、流年法と呼ばれる方法を用いて、運命線や生命線から、いつ頃そういった災いに見舞われるのかを算出して対応策を考える必要があるのです。
手相を見る際のポイント 皮膚のターンオーバー
手相を見る際のポイントの3つ目は、もしかすると最初は物理的なお話に聞こえるかも知れません。
ご存知のように「手」も、顔や足と同じく皮膚で構成されています。
そのため、肌のターンオーバーによって、手相も若干変化するのです。
実は、ここからが運勢のお話のおもしろいところです。
たとえば、最初に手相で占った際、悪い事ばかりが現れていたとしましょう。
ところが、そんな悪い手相でも、肌のターンオーバーの周期に合わせて、生き方や考え方を改め、毎日の生活習慣を変えると手相(運勢)も変化すると言われているのです。
ですから、占い師のたまごの皆さんも、手相を見る際は頻繁に確認するのではなく、肌のターンオーバーの周期に合わせて占術してあげると良いです。
肌のターンオーバーは、生活習慣や年齢によって変化しますが、最短で24日前後と言われています。
もし、占った方の手相が悪い結果ばかりだった場合は、そのように励ましてあげることも重要です。
手相とは、前世から決まった運ばかりを見るのではなく、これからの運勢を占います。
これから先どのようなことが起こるのかという情報を与える占いとも言えますので、まるで天気予報のような占いなのです。
手相占いは、自身の力で人生を歩んでいくためのサポートを行うことが重要です。
手相占い師を目指す方は、ぜひ、人の生き方を明るく照らして差し上げるようなアドバイスを心がけてくださいね。