自我の象徴である鼻に関する人相占い
「クレオパトラの鼻」という言葉を聞いたことはありますか?
フランスの哲学者であるパスカルがキリスト教護教論のために書いた断章の集成の1節にこういうものがあります。
「クレオパトラの鼻があと少し低かったら、世界の歴史は変わっていたであろう。」
これは「重要な事柄に対して多大な影響を与える些細な物事」というものの例えです。
鼻は、自己表示をする際に、必ず何かのアクションが起こる重要なパーツです。
得意な物事に対しては鼻を高くし、勢いのある様を体で表現する際は鼻息が荒いと言います。
また、鼻は、呼吸をする以外にも嗅覚を刺激して脳の中枢神経へと信号を伝達させるという重要な役割を担っています。
そんな鼻ですが、高さや形状は、人それぞれ違っており、個性を表す重要な部分でもあります。
顔の中心にどっしりと構え、個人の象徴として存在する鼻は「人格のいかん」が明らかにされます。
では、人相占いと鼻の関係をご説明しましょう。