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九星気学の方位に関して

九星気学では、一白水星から九紫火星までの九星を基に占術を行います。

 

その際、用いられるのが「方位盤」です。

 

方位盤には、本命盤や月命盤などがあり、それを基に個人や環境、方角を占うわけですね。

 

では、九星気学の方位に関してご説明しましょう。

九星気学の方位 八方位とは

九星気学の方位で、間違えてはならない部分があります。

 

それが「八方位」です。

 

方位盤は、8つの方位に分かれており、均等に45度ずつではなく、東西南北は30度毎、東南・南西・西北・西南は60度ごとに分けられています。

 

この度数が数ミリでもずれると正確な占いが出来ないため、絶対に間違えてはならない重要なことの一つです。

 

八方位を描く際は、住んでいる場所を中心に、東西と南北を結ぶ点線を引きます。

 

そして、東西に引いた点線から上下に15度ずつ、南北の点線から左右に15度ずつの場所へ印を付け、中心点で交錯するように直線を引きます。

 

ただし、一般的な地図は、上が北・下が南ですよね。

 

「後天定位盤」は、これとは逆になっていますので、間違えないように注意する必要があります。

 

ちなみに、九星気学の方位では、東西南北を「四正(しせい)」、東南・東北・西北・西南は「四隅(しぐう)」と呼びます。

吉方位と凶方位について

九星気学では、良い方位のことを「吉方位」、悪い方位のことを「凶方位」と呼びます。

 

これらの方位を用いることによって運勢を上昇させ、悪い事柄を避けることができると言われています。

 

ところが、この「吉方位・凶方位」は、個人によって全く違うため、夫婦や家族で引っ越す際は注意が必要なのです。

 

例えば、奥様にとっての吉方位が、旦那様にとって凶方位なんていうのは、珍しいことではありません。

 

さらに言いますと、九星では年月日や時間経過によって一定のリズムで「定位盤」の上を巡ります。

 

そのため、吉方位や凶方位が一定に留まらず、移り変わって行くのです。

 

凶方位には、全ての人物に当てはまる方位と、個別に存在する方位の、2種類が存在します。

吉方位の算出方法

九星気学で吉方位を算出する際には、占う人物の「本命」を知る必要があります。

 

その場合「年盤表」というのを使いますが、年盤表の中央に「三」や「六」などの数字が表示されています。

 

その数字が、ご自身の「本命」となります。

 

ここで注意しなければならないのが、「早生まれ」と呼ばれる1月、2月生まれの方です。

 

九星気学では、四柱推命や算命学と同様、2月4日前後の立春を1年の始まりと定めています。

 

そこから1か月に2度迎える季節の変わり目を24の節に分けたのが「24節気」です。

 

立春が1年の始まりなので、それより前が誕生日の方は、前年に生まれたことになります。

 

例えば、2015年は2月4日が立春なので、2015年2月3日に生まれた方は2014年に誕生したという扱いになるのです。

 

上記の方法で判明した「本命」を基に、月命を算出します。

 

月命は、3つのタイプに分類されます。

 

  1. 一白水星・四緑木星・七赤金星
  2. 三碧木星・六白金星・九紫火星
  3. 二黒土星・五黄土星・八白土星です。

 

例えば、ご自身の本命が「四緑木星」だった場合、1.のタイプに属しますので、月盤表から「四緑木星」を探します。

 

次に、ご自身の誕生月から「月盤表」を探し、中央の数字を確認します。

 

それが「二」だった場合、ご自身の月命は「二黒土星」ということになります。

 

月命を算出する場合、24節気に十分注意する必要があります。

 

もし、8月8日前後の「立秋」より前に誕生日を迎えている場合は、前月の7月を選択する必要があります。

 

ご自身の本命や月命が判明しましたら、そこに共通している相生(そうしょう)と相剋(そうこく)に関係する九星を調べます。

 

九星は、五行と深く関わっているので、それを参考にして割り出します。

 

例えば、一白水星は水を司る五行を有しているので、木や金と相性が良い(相生)ということになります。

 

反対に、水とっての「火・土」は、相性が悪い(相剋)となります。

 

このようなことを駆使して、九星気学では、吉方位や凶方位を割り出し、引っ越しや旅行をすることで運気のコントロールを行うのです。

 

もちろん、方位は個人で違いますので、家族で引っ越しをお考えの場合、住人全ての本命と月命が必要となります。

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