占い師の独学は本(書籍)が主流?
占い師の入門法の一つとして、占術のスキルを本などで独学する方法があります。
占い師の入門書を書店などで買い求め、独学で占い師になるという方もけっこういらっしゃるのです。
占いスクールや通信教育ほどお金をかけずに、自分のペースで学びたい方が多いのでしょう。
ただ、一般的な本の場合、占い師になる方法を専門的に詳しく書いてあるものはそんなに多くはありません。
なぜなら、ふつうの読者は占いを楽しむ程度の本を求めている場合がほとんど。
ですから、プロの占い師を目指す方にとっては物足りないのです。
当たり障りのない、初心者が何となく理解できるくらいのレベルの占い本が多いのはそのためでしょう。
プロの占い師になれるくらいのハイレベルの本を、普通に買いたいと思いませんか?
占い師が独学する本がたくさんあるのは?
実は、独学で占い師になるための本が、ワクワクするくらいたくさん置かれている場所があります。
東京の神保町という場所です。
神保町へ行くと、占い専門の本屋さんがありますが、管理人もよく利用する場所ですし、占い師仲間たちも、老若男女問わずよく利用しています。
神保町には、今では絶版となってしまった専門書を探して訪れる方も多いですし、知る人ぞ知る「お宝占い本」などが手に入ることもあります。
管理人の知り合いの占い師は、ある日、数十年間も探し求めたお宝本を手に入れたんだと、ちょっと半泣き状態で喜んでいました。
まあ、それくらい、いろいろな占い本が手に入る場所です。
機会があれば、一度足を運んでみるのも面白いかも知れませんね。
ちなみに、最近はネット上でも「お宝本」が取引されることも多いようです。
賢いやり方としては、最初いろいろなサイトで自分の目的に合ったものを見つけ、それから神保町などに足を運ぶのも良いかと思います。
お宝本を見つけた時って、本当にワクワクしますよ〜探してみてくださいね!
占い師の独学で注意すべき点とは?
占い師になりたくて、専門書を読みながら独学することは、やる気のある方にとっては、とても良い勉強法と言えるでしょう。
しかし、本による独学では、少し注意しなければならないことがあります。
それは、「実践を忘れがちである」ということです。
ここで言う実践というのは、友だちに占ってあげるというような、お遊びでの占いのことではありません。
少なくとも、友人の友人、知り合いの知り合いくらいの、いわゆる「他人様」を相手にする実践のことです。
本で勉強する方の多くは、基本的なことやセオリーには、非常にこだわる方が多いですし、実際「物知り」な方が多いです。
しかし、本にどっぷりハマって勉強ばかりしていると、プロの占い師に不可欠な「現場感」がまったく付かないのです。
本来「1つ覚えたら、1つ実践」というように、現場と本との行き来をすると、とても良い勉強となるのですが、本で学ぶ人は、本の中に入り込む方が多いのです。
プロの占い師は現場に出てナンボの実践者であり、評論家ではありません。
ある程度、本で学んだのであれば、現場70%、本30%くらいの気持ちで、現場を優先しながら勉強をすることが大切です。
ちなみに、良い占い師のスクールに通えば、実践もできるように、いろいろと配慮してくれますよ。