風水の基本思想である「陰陽」と「五行説」
風水とは環境学です。
太陽や月の動きや、季節や天候の変化など自然界を支配している理法から、日本や中国、インドネシアやインド、タイなどの東洋思想の基礎「陰陽」や「五行説」を教え示したのです。
陰陽や五行説は、後に「鍼灸」や「漢方」、「薬膳」などの医学へも取り入れられました。
さらに、「天文学」や「易学」、そし「て風水学」などの学問の基となっています。
他にも、古くから伝わる習わしや作法、暦(こよみ)など・・・
現在でも、「陰陽」や「五行説」は、私たちの生活に欠かすことが出来ない存在となっています。
では、風水に使用される「陰陽」と「五行説」とはどのようなものなのでしょうか?
風水における陰陽と五行説とは?
風水における、「陰陽」と「五行説」というのがあります。
陰陽とは、全ての事象や事物には相反する気質が存在するという意味です。
その交わることのない2種類の気によって全ての事柄が成立していると言われています。
もう少し分かりやすく言いましょう。
つまり、世の中で「陰と陽」は、表裏一体となって存在するという意味です。
たとえば、陰陽の代表のような存在と言えば、男と女、昼と夜、裏と表、空と大地、光と影など・・・
言い始めればキリがないくらい、世の中はすべて陰と陽で成り立っていることが分かります。
一方、五行説とは「火・水・土・木・金」の5つから成り立っています。
それぞれの五行には、助ける相性のもの、仲間的相性のもの、いじめられる相性が存在します。
また、五感や味覚、色彩に感情など、様々な部分で、この「五行説」が使用されているのです。
風水とは、個人の意識の改善によって運勢を向上させることも出来れば、低迷させることも出来る優れた学問と言えます。
自分のやりようによって変化させられるという思想は、起業家をはじめ、多くのスポーツ選手や著名人の方々からも非常に人気が高いです。