タロット占いのやり方の手順
気に入ったタロットカードを購入したら、いよいよ実際に占いを行うときです。
では、タロット占いを行う上での手順についてお話します。
タロット占いを行う上でまず必要になるものが、「78枚のタロットカード」と「タロットクロス」と呼ばれる、タロット占いに欠かせない布です。
タロットクロスとは、タロット占いを行う際に、カードを広げるための場所作りに欠かせないアイテムです。
占い師の集中力が上がることはもちろんですが、この手順を踏むことで場の「気」などもガラリと変わってきます。
他にも、カードを持ち運ぶためのポーチや、カードを保管するためのボックスも同時に用意しておきましょう。
タロットクロスですが、特にこれという具体的なものはないとお考えください。
ですが、落ち着いた色彩であること、正方形の形をしていること、100×100(80×80)ほどの大きさであること、厚手の生地であることを念頭に置いて購入するようにしましょう。
タロット占いの実践的なやり方について
では、タロット占いの実践的なやり方ですが、始めにカードをボックスから取り出します。
この時点でシャッフルしてはいけません。
まずは、占いたい事柄を頭の中にイメージします。
ここでは、集中力や現世との繋がりを遮断するため、可能でしたら室内を薄暗くし、キャンドルに火を灯して神秘的な空間をつくりましょう。
そして、カードを切ったら、1度「タロットクロス」の中央へ置きます。
シャッフルしたカードの束は、キレイに積み上げましょう。
キレイに積まれたタロットカードの上に「左手」を乗せてください。
そして、目を閉じて1度深呼吸し、再び占いたい事柄を心の中で唱えます。
次に、左手をカードの上から離し、目を開けます。
タロットカードを「タロットクロス」の上でデザインが描かれている面を下向きにします。
そして、両手を使って円を描くようにループ(かき混ぜる)、もしくはトランプを切る要領で手に持ちシャッフルします。
十分カードを切ったら、キレイにまとめて1つにし、タロットクロスの中央へ置きます。
中央に置かれたタロットカードを、左手で3つの束になるように分けましょう。
この行為をカットと呼びます。
そして、3つに分けたカードを再度1つにまとめますが、必ず「左手」で行ってください。
タロットクロスの中央に置かれたカードの束を、「スプレッド」通りにタロットカードを決められた場所へ配置していきます。
スプレッドには、トライアングルやスリーカードなど様々なものがありますが、ここでは説明を割愛させていただきます。
ここまでが、タロット占いのやり方の手順になります。
最初は少々面倒に感じるかもしれませんが、慣れると簡単に占うことが出来るようになります。
それと、タロット占いで用いるカードは、使用する前にある儀式を行う必要があります。
実際の儀式は、クリスタルやハーブなどが必要になるのですが、今回は最も簡単な儀式の1つ「ソーイング」を行いましょう。
ソーイングとは、78枚のカードを順番に並べる作業です。
この儀式は、占い初心者の方でも行うことは可能です。
タロット占い師を目指す方たまごのみなさんには、きちんとした儀式を知っておくことをオススメします。